この記事では、スキンチェッカーはいつ使うのが良いか実際に使って検証した内容をご紹介します。
調べたところ、スキンチェッカーは洗顔後15分程度たってから測定すると、正確な数値が出せるとわかりました。
そこで適切なタイミングでスキンチェッカーを使った数値から、どのタイミングでクレンジングと洗顔を行うのが最適か実証しています。
スキンチェッカーを使うタイミングと共にベストなスキンケアをご紹介しますので、詳しく知りたい方はこの記事をご覧いただければ嬉しいです。
なおご紹介するスキンチェッカーは「美ルル スキンチェッカー」です。

まず結論!スキンチェッカーは洗顔後15分程度にするのがおすすめ

- タイミング①:朝と夜の洗顔後
- タイミング②:メイクを落とす前とスキンケア後
こちらではスキンチェッカーでいつ測定するのがベストなのかをご紹介します。
下記のように、スキンチェッカーは、洗顔後15分たったくらいに測るのがベストだとわかりました。
Q.洗顔前・洗顔後、どちらで測定したらよいですか
A.洗顔後15分程経った頃がおすすめです。余分な油分等が落ち、皮脂による反射等の影響のない本来の肌状態を測定できます。
ELIXIR
洗顔によって肌の余分な油分などが落ちて、皮脂の反射などで測定を妨げることもないからです。
それでは、スキンチェッカーを使うタイミングはいつが良いのか詳細をお伝えします。
タイミング①:朝と夜の洗顔後
1つ目のタイミングは、スキンチェッカーは朝と夜の洗顔後のタイミングになります。
洗顔後にスキンチェッカーで数値を測ると、肌本来の水分や油分量がわかるからです。
スキンチェッカーの測定値から、客観的に普通肌、乾燥肌、脂性肌、インナードライ肌のいずれにあたるのかを判断できます。
スキンチェッカーで自身の肌状態を知れば、どのようなスキンケアが必要なのか分かりますよ!
また、夜の洗顔後は日中の紫外線によるダメージや、メイクの影響を受けます。
夜はメイクを落とすのにクレンジングを使用するという違いもあります。
1日の中でもスキンチェッカーで朝と夜の洗顔後の肌状態をチェックし、それぞれに合ったスキンケアが必要です。
タイミング②:メイクを落とす前とスキンケア後
スキンチェッカーで測るタイミング2つ目は、メイクを落とす前とスキンケア後になります。
スキンチェッカーでメイク時の肌乾燥や、皮脂の過剰分泌がわかるので、メイク選びの見直しに役立つからです。
スキンチェッカーによるメイクを落とす前と洗顔後の数値の変化から、洗顔が正しくできているかの判断ができます!
また洗顔後とスキンケア後の数値の変化からは、スキンケアで肌状態が改善できたのかを確かめられます。
たとえば、乾燥肌でスキンケア後の水分が改善していなければ、乳液やクリームの油分より化粧水を重視しなければなりません。
スキンチェッカーでメイクを落とす前とスキンケアをした後に測定することで、肌の水分・油分の変化を確認できますよ。
スキンチェッカーで実際に検証した内容を徹底レポ!
- 検証①:入浴前にクレンジング
- 検証②:クレンジングと洗顔の後に入浴
- 検証③:入浴後にクレンジングと洗顔
ここでは、入浴時のどのタイミングでクレンジングと洗顔をするのがベストなのか、実際にスキンチェッカーを使って自分の肌で検証しました。
スキンチェッカー肌状態の良し悪しは、下記の肌質診断表をもとに判断しています。
水分量 | 油分量 | 状態 | |
普通肌 | 35~50% | 20~30% | たっぷりのうるおいと適度な油分量が保たれている理想的な肌。 環境によって変化を受けやすいので、季節に合わせたケアを行いましょう。 |
乾燥肌 | 10~30% | 15~30% | 水分量、脂分量ともに少なく、常にかさついている状態です。 しっかりとした保湿と脂分補給で、うるおいを閉じ込める対策が必要です。 |
脂性肌 | 30~40% | 35~40% | 脂分量が多くベタついている状態です。 乾燥が原因となっている場合もあります。 毛穴の奥の汚れや余分な脂分を取り除き、しっかり保湿しましょう。 |
インナードライ肌 | 10~30% | 30~45% | 肌の奥が乾燥し、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されています。 一見、脂性肌に見えますが、実は深刻な水分不足です。 |
なお、スキンチェッカーに表示されたニコちゃんマークは、肌質診断によるコンディションを表しています。
使用したスキンチェッカーは美ルルのスキンチェッカーです。

それでは一つずつ検証した結果をレポートしていきますね。
検証①:入浴前にクレンジング!

1つ目の検証は、入浴前にクレンジングをした場合の入浴前(メイク時)と入浴後(クレンジング→入浴→洗顔)の数値を測りました。
入浴後のスキンチェッカーでの結果は、たっぷりのうるおいと適度な脂分量が保たれている理想的な状態です!
入浴前は水分35%、油分37%と、油分量が多くベタベタしている脂性肌の数値でした。
一方、入浴後は水分45%、油分24%と、理想的な普通肌の数値に改善されています。
入浴後に洗顔をすると、肌の水分バランスがよくなり、肌感覚でも特に乾燥は感じられませんでした!
クレンジング時は肌の表面のメイクを落としているだけの感覚です。
しかし、最後に洗顔をするので特に気持ち悪いという感じはありませんでした。
検証②:クレンジングと洗顔の後に入浴!

検証2つ目は、クレンジングと洗顔の後に入浴した場合の入浴前(メイク時)と入浴後の数値をスキンチェッカーで測りました。
普通肌に近い数値ですが、検証①よりも水分量が7%低く、油分量は7%高く、よい結果ではありません。
スキンチェッカーで測ると、入浴前は水分36%、油分35%と検証①と同じ脂性肌でした。
入浴後は水分38%油分31%ですが、油分はたったの4%しか改善されていません。
油分の高さからメイク汚れが落ち切っていない可能性があります。
お肌の感覚でもなんだか肌の表面の汚れしか落とせていない気分です。
入浴前にクレンジングと洗顔をすると油分を十分に落とせないのに、目の周りやおでこにつっぱりを感じました。
検証③:入浴後にクレンジングと洗顔!

3つ目の検証は、入浴後にクレンジングと洗顔をした場合の入浴前(メイク時)と入浴後の数値をスキンチェッカーで測定しました。
3つの検証の中では一番バランスの良い結果ですが、検証①とさほど数値は変わりません。
入浴前のスキンチェッカーでの数値は水分37%、油分33%と、脂性肌に近い数値でした。
一方、スキンチェッカーを用いた入浴後の数値は水分46%、油分22%と、理想的な普通肌の数値に改善されています。
入浴後にクレンジングと洗顔をすると、お肌の感覚としてはツッパリは感じられずに心なしか洗い上りがスッキリしました!
1つ残念な点は、メイクをしたままの洗髪は顔にお湯が垂れてきたり、お湯がかかったりと気持ち良くはないことです。
しかし、この不快感はタオルを持ち込むだけで解消されました。
スキンチェッカーを使用後の総論
水分量(入浴前メイク時) | 油分量(入浴前メイク時) | 水分量(入浴後) | 油分量(入浴後) | |
検証①:クレンジング→入浴→洗顔 | 35% | 37% | 45% | 24% |
検証②:クレンジング→洗顔→入浴 | 36% | 35% | 38% | 31% |
検証③:入浴→クレンジング→洗顔 | 37% | 33% | 46% | 22% |
スキンチェッカーでの検証①~③の水分と油分量の変化を表にまとめています。
表を見ると、検証①と検証③の順番で洗うと普通肌に改善され、良い結果であるとわかります。
皮脂量が改善された理由は、お風呂の蒸気が毛穴を開きやすくし、クレンジングが毛穴の奥の油分や汚れまで落とすからです。
また、素肌で熱が冷めた状態が長くつづくと、肌の乾燥がすすみます。
肌の水分量はクレンジングと洗顔のタイミングから保湿までの時間を短くすることで、肌水分の減少を少なくできるのです。
あくまで個人の意見ですが、メイクをしたままの洗髪は気持ちの良いものではありませんでした。
よって、検証①のクレンジング後入浴して洗顔すると水分と油分の量のバランスが良く、不快感もない洗い方だと言えます!
スキンチェッカーを使う上での注意点3つ
- 注意点①:メイクをしたまま使用しないこと
- 注意点②:汗をかいた状態では使用しないこと
- 注意点③:電池残量に注意すること
この項目では、スキンチェッカーを使う上での注意点3つをお伝えします。
スキンチェッカーは使用方法によっては、正しく測れません。
正しい結果を知り、スキンケアに生かすためにも注意点は知っておくとよいでしょう。
注意点①:メイクをしたまま使用しないこと
注意点1つめは、メイクをしたままスキンチェッカーを使用しないことです。
下記の通り、メイクが残っているとスキンチェッカーで正確に肌の状態を測定できないと書かれているからです。
より正確な測定結果を得るために、室温の環境で汗をかいていない状態、体毛が生
美ルル
えていない場所、またメイクをしていない状態で測定してください。
スキンチェッカーは、電気が油分を通る量から油分量を測定します。
そのため、メイクに含まれる油分が測定に影響して油分が高くなる可能性があるのです。
肌状態の変化を知りたい場合は、メイクの上から測るのもひとつです。
しかし、肌質を知りたい場合は、ノーメイクでスキンチェッカーを利用するとよいでしょう。
注意点②:汗をかいた状態では使用しないこと
2つめの注意点は、汗をかいた状態でスキンチェッカーを使用しないことです。
肌表面についた汗が、スキンチェッカーの測定に影響して水分量が高く出る可能性があるからです。
スキンチェッカーは以下の通り、電気抵抗を利用するBIA法で測定しているので、電気が水分を通る量から肌の水分量を測定します。
BIA法(生体インピーダンス)は、体の電気抵抗を利用した測定法です。
美ルル
もともと水分は電気を通しやすく、脂分は電気を通しにくい性質があります。
この違いを利用し、体に微弱な電流を流してそれぞれの電気抵抗を測定することで、水分量と脂分量が算出されます。
洗顔後も水分をしっかりと拭き取ってからスキンチェッカーで測定すると、正確な測定ができます。
スキンチェッカーは、肌を清潔に保ち、乾いた上で使用しましょう!
注意点③:電池残量に注意すること
注意点3めは、スキンチェッカーの電池残量を確認しておくことです。
スキンチェッカーは下記のように、肌センサーを肌にあてて測定します。
肌センサーをお肌に当てるだけでお肌の水分量と油分量を測定し、結果を%表示で分かりやすくお知らせします。
美ルル
よって、電池残量が少ないとセンサーから出る微弱電流が不安定になり、正確に測定できない可能性があるからです。
スキンチェッカーの液晶画面が点滅している時は、早めの電池交換や充電が必要です。
充電残量が表示やランプの色で分かるスキンチェッカーもあります。
電池残量に気を付けて、いつでも正しい数値が測れるといいですね。
スキンチェッカーはいつ使うのかについてまとめ
- スキンチェッカーは洗顔後15分程度に測定するのがおすすめ
- 朝と夜の洗顔後やメイクを落とす前と洗顔後のタイミングでスキンチェッカーを使用すると、肌の変化が分かる
- クレンジング、入浴、洗顔の順に行うと、肌状態がベストで不快感もない
- スキンチェッカーの使用時は、素肌の状態で汗を拭きとり、電池残量が十分な状態で使用する
スキンチェッカーはいつ使えばよいのかについて以上の内容をご紹介しました。
正しいスキンチェッカーの使い方を知り、肌をいつでも最適な状態にできるといいですね。
この記事で少しでもご自身のスキンケアの見直しができれば嬉しいです。